赤えんどう豆
赤えんどう豆をご存知ですか。一般的には『みつ豆』に入っている赤い豆と言えば分かりやすいのではないでしょうか。色々な料理に登場する豆ではないので、日本ではなかなか有名になっていないのが残念です。
えんどう類には2種類あって、
(1)硬莢種(こうきょうしゅ)
(2)軟莢種(なんきょうしゅ)
という2タイプあります。
簡単に言うとサヤが硬くて食べられないのが(1)で、サヤごと食べるのが(2)です。赤えんどう豆はサヤが硬い(1)なので、サヤの中の実の豆を食べるんです。ちなみに(2)には、スナップエンドウなどがあり、柔らかいサヤを野菜のようにして食べます。
赤えんどう豆は乾燥状態では表面がシワシワしていますが、水戻しするとしっかりとまん丸に戻ります。
当店では数ある赤えんどう豆の中でも、北海道産(令和6年産)をご用意いたしました。みずみずしい味と嫌味の無い豆の味を楽しんでいただけます。決して安価な海外産の赤えんどうでは味わえない味です。
意外にも赤えんどう豆には鉄分が非常に多く含まれています。鉄分ではほうれん草が有名ですがその2.5倍程度含まれています。
赤えんどう豆は食物繊維が豊富なんです。根菜のにんじんや大根と比べてもたくさん含まれています
ビタミンもたっぷりです。例えばビタミンB6が含まれている食べ物はあまり多くないのですが、赤えんどう豆にはしっかり含まれています。
近年は作柄がよくないですが、それでも畑によってはすくすくと育っています。上記は6月21日現在の畑の写真です。
赤えんどう豆の花が咲いています。薄紫のこんな色をしています。これから何ヶ月かの間、猛暑や豪雨に何とか耐えて、立派な赤えんどう豆に成長していきます。
豆専門店として他店よりも良い状態の豆をお届けするために、全ての豆を一粒一粒手で選別しました。割れや虫食い豆、変色豆は、人の目で見て取り除いています。貴重なお豆だからこそ一粒一粒を大切にしてお届けしたいと思っています。
当店の『豆』はすべて酸素を遮断する密封包材に入れて、真空パックしております。
真空パックする際に、脱酸素材(エージレス)を封入しておりますので、袋の内部は酸素が無くなり、保存中もそのまま酸素が無い状態で維持できています。
ですから、豆の成分が酸化することなく、いつでも新鮮な風味を保っています。
しかも便利なチャック付袋で保存にも便利です。
酸素を抜いた真空包装をすることで以下のようなメリットがあります。
1)開封するまで豆が酸化しないので、開封するまでいつでも新鮮です。
2)袋の中には酸素が無いので、開封するまで常温で保管していても「カビ」が発生しません。
3)同じく酸素が無いので、開封するまで常温保管でも、害虫が発生しません。
開封後も袋のチャックをして、常温で保管していただき、適時必要量をお使いください。
豆料理が得意な方も、今日からスタートという方もご安心ください。当店では、原穀(生豆)商品には、すべて簡単豆レシピをお付けしております。
「豆を戻すときの水の量は?」とか、「豆を戻すときの水浸けする時間は?」とか今日からスタートする方でも、レシピどおりに一つ一つやっていけば、簡単に豆料理が完成します。
また、「今日から早速豆料理をしたいのだけど、どんな料理にしたらいいのかしら?」という場合でも、簡単レシピで、まずは1品、2品は完成です。
簡単レシピを足がかりに、家族がお好きな具材や味付けを加えていって、すぐにオリジナルのアレンジ豆料理にステップアップです。
また、調理中に分からないことがあったら、いつでもお電話ください。お気軽にご相談していただければ、スタッフもうれしく思います。
お電話:086-430-0280